整骨院 鍼灸院 交通事故治療 むち打ち 大阪府吹田市泉町 ふくやま整骨院・鍼灸院は、医学的根拠に基づき、外傷(骨折･脱臼･捻挫･打撲･挫傷)診療・肩こり・腰痛施術を中心に行います

概説

上腕二頭筋とは俗に言う力こぶをつくる筋肉のことです。この上腕二頭筋の起始（筋肉の始まりの部分）は2つに分かれていてそれぞれ、短頭、長頭と言います。今回、長頭の腱すなわち筋肉の始まりの部分が上腕骨の大結節と小結節の間（結節間溝）と上腕横靭帯という靭帯とで擦れて痛めてしまう症状です。

症状

◆肩関節の疼痛

◆運動制限（特に肘を曲げる動作）

◆関節雑音（腕をひねったりすると肩の前面に痛みや雑音（クリクリという音）が聞こえたりします。

◆結節間溝部分（肩の前面）を押さえると痛みがある。

＊このような症状が続くと、上腕二頭筋（力こぶの筋肉）の腱断裂をひき起こす場合があります。
筋断裂を起こすと筋肉のふくらみが気を付けの姿勢をした時、下に下垂するのが特徴です。

原因

◎軽微な外傷やスポーツ（ラケットを使う競技や野球、体操など）の繰り返しのストレス（オーバーユース）で引き起こされやすい。

◎大工仕事（金づちを振る動作の繰り返し）など度重なる腕の上げ下ろし運動などで靭帯と腱が過度に擦れあい炎症が起こる。

治療

◎まずは安静固定が第一。炎症症状や自発痛（何もしなくてもズキズキうずく痛み）があるときや患部に熱感があるときは冷却療法（アイシング）、テーピング固定、包帯固定を施します。

◎炎症症状が無くなれば温熱療法やメディカルストレッチ、特殊な運動療法、鍼灸治療などを行います。

 

種類

「肩の痛み・違和感」と言っても様々な症状の種類があります。
ここでは、よくある症状を挙げて掲載します。

・肩部周囲筋異常筋緊張	・肩関節周囲炎（五十肩）
・腱板損傷（断裂）	・石灰沈着性腱板炎
・野球肩（投球肩）	・上腕二頭筋長頭腱炎