整骨院 鍼灸院 交通事故治療 むち打ち 大阪府吹田市泉町 ふくやま整骨院・鍼灸院は、医学的根拠に基づき、外傷(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)診療・肩こり・腰痛施術を中心に行います

肘部管症候群




原因

肘部管とは、尺骨神経溝と滑車上靭帯、オズボーン靭帯とで形成される狭いトンネルでその中に尺骨神経が通る。

原因として、肘関節の曲げ伸ばしを繰り返す職業やスポーツ、腕枕をした状態で長時間肘を曲げる、肘の変形性関節症、成長期に上腕骨外側上顆骨折による外反肘(遅発性尺骨神経麻痺)、尺骨神経が尺骨神経溝からの脱臼、ガングリオンなどで肘関節の内側にある肘部管の中で尺骨神経が圧迫されシビレや痛みが出現する疾患です。





症状

感覚障害…第4・5指のシビレ(4指は小指側の半分が麻痺する)前腕や肩まで放散痛が
     現れることもある。


運動障害…指先での細かい動きができない、顔を洗う時に水がうまく溜まらない、
     箸が使いにくいなど


筋委縮…背側骨間筋、小指球筋委縮、鷲手(4・5指の伸展障害)、フローマン徴候
    (母指内転筋の筋力低下を長母指屈筋が代償するため親指と人差し指でつまむ際に
    親指の第一関節でつまもうとするので過屈曲がおこる)





治療

まずは安静が大切で肘関節を酷使する仕事、スポーツは控えるようにします。
シビレや痛みが軽度な場合は物理療法や手技療法などで負担を減らしテーピングや包帯などで固定し安静を保ちます。
症状が進行する場合は手術的治療が必要で神経の圧迫除去のため上腕骨内側上顆切除術や尺骨神経を神経溝より前方に移動させる神経前方移動術を行います。

~診断方法~
肘屈曲テスト…肘を最大屈曲し1分間ほど保持するとシビレが増大する。
チネル徴候…肘部管部をハンマーなどで軽く叩くとシビレが放散する。




ふくやま整骨院の施術



 









手・腕の痛み

種類

・上腕骨外側上顆炎
・ド・ケルバン病
・肘部管症候群
・ばね指
・TFCC損傷
・関節リウマチ
・デュプイトラン拘縮            ・キーンベック病
          
・手根管症候群