腰椎椎間板ヘルニア
概説
◎ヘルニア(hernia)とは臓器の一部が本来あるべき腔から逸脱した状態をいいます。
◎椎間板というクッションの役割をもつ組織の一部がクシャッとつぶれて飛び出すのが
椎間板ヘルニアです。
◎椎間板が飛び出しているだけでは特に問題はありませんが、
問題なのはその飛び出した椎間板の一部が後ろに走っている神経を圧迫し、
坐骨神経痛などをひき起こしてしまう事です。
◎年齢層は幅広く10~20代から40代くらいまでです。
原因
中腰の姿勢が一番危ない!************************************◆椎間板の加齢的な変化に加え、軽微な外傷や長時間一定の姿勢を強いる作業、
スポーツ傷害などが誘因となって発生する。
◆重い物を持った際やくしゃみ、せき、顔を洗おうと腰を丸めた際などでも発生します。
◆特に冬場の寒い時期に多く見られます。
症状
◆一般的には中新世ヘルニアの場合は主に腰痛を、神経根側
(左右どちらかに飛び出した際)に出てきた場合は下肢の症状
(しびれなど)が主流になります。
・痛み
・腰から足先にかけてしびれや痛み。
◆立位、短時間の座位、30分以上の歩行などがつらい。
◆足の感覚がにぶくなる。
◆冷感や筋力低下などがあります。
治療
◆ふくやま整骨院・鍼灸院でのヘルニアの治療は急性期の場合は消炎処置を施します。
冷却療法、テーピング固定、コルセット固定などで安静を図ります。
◆その後、温熱療法や特殊な電気治療や手技療法、アイソメトリック筋収縮を用いた
運動治療などを施行ます。場合によっては鍼灸治療も行います。
◆痛みが強い場合は病院(提携医院)を紹介します。